世界史の基礎知識暗記におすすめの参考書を4冊ご紹介

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世界の基礎知識をインプットする教材ならこの4冊

今回は、世界史の基礎知識を覚えていくためのおすすめ教材を4冊ご紹介します。世界史は暗記科目なので、用語を覚えたり語句を暗記したりすることが非常に重要です。どの参考書を使えばよいのかは、現在の自分の知識レベルや世界史が得意かどうかによって変わってきますので、今回ご紹介する情報をもとに自分に合った教材を選ぶようにしてください。基本的な学習の流れとしては、基礎知識が網羅されているインプット系の参考書を使って世界史の用語を覚えたあと、アウトプット系の参考書を使って問題形式で知識を整理していくのがよいでしょう。世界史を始めて学ぶ人の場合は、ただ用語を覚えるだけでなく、人物や出来事の関連性といった歴史的知識もセットで理解していくようにしてください。それぞれの用途にあわせて、おすすめの参考書を以下に紹介していきます。

インプット系の参考書『ナビゲーター世界史』『詳説世界史ノート』

最初に紹介する2冊、『ナビゲーター世界史』と『詳説世界史ノート』は、どちらも世界史の暗記知識をインプットするためにおすすめできる教材となっています。この2冊は、どちらも世界史の暗記系の教科書の中ではカバーしている語句の量が多めです。『詳説世界史ノート』は、空欄を埋めるような形式で世界史の重要語句を覚えていくことができる教材です。一方、『ナビゲーター世界史』の方は、世界史の流れについて解説する講義部分と暗記すべき語句の部分がセットになった参考書となっています。用語だけを覚えていくとなると、それがどういう意味や歴史的な背景を持つのかが分かりづらい場合がありますが、『ナビゲーター世界史』であれば講義と暗記部分が一体になっていることから、理解と暗記を並行してスムーズに進められるでしょう。また、『ナビゲーター世界史』は紙面のレイアウトも見やすく構成されていますので、始めて世界史を勉強する人で、世界史の流れがまだ良く把握できていないという人であれば、『ナビゲーター世界史』の方を使うことをおすすめします。

短期間で知識を整理したいなら『スピードマスター世界史問題集』

次に紹介する『スピードマスター世界史問題集』は、そのタイトルの通り世界史を短期間でマスターしたい人向けの教材となっています。世界史の問題集は分量が多くて分厚いものが多いですが、この『スピードマスター世界史問題集』は収録されている語句が適度にまとめられていて、コンパクトで薄い構成になっているのが特長です。ただし、数少ないページ数の中に必要最低限の情報量を詰め込む形になっているため、他の世界史の問題集と比べると若干レイアウトが見づらいと感じる人もいるようです。この問題集は薄さとボリュームの少なさが魅力ですので、短期間で世界史の知識を整理したい人は『スピードマスター世界史問題集』を使って語句を覚えていくのが良いでしょう。なお、世界史を初めて勉強する人や、授業を受けたことが無い人は、世界史の語句だけでなく、その語句が出てくる意味や背景を把握しておくことが大切です。もし、これから世界史の勉強を始める際に『スピードマスター』を使う場合には、別途教科書を並行して読むか、最初にご紹介した『ナビゲーター世界史』などの講義部分を読みながら用語を暗記していくようにしてください。語句だけをただ丸暗記しても、それがどのような意味かを把握しておかないと、大学入試の出題形式に対応できなくなってしまうこともありますので要注意です。

用語を覚えたけど問題が解けない人には『ツインズマスター』がおすすめ

最後に紹介する『ツインズマスター』は、世界史の用語を一通り覚えたものの、いざ過去問や演習問題を解こうとしてみるとなかなか知識が思い出せないと悩んでいる人におすすめの教材です。今まで紹介した3冊と比べると、世界史の語句の量や用語の量は比較的少なめの参考書になっています。この『ツインズマスター』の良いところは、レイアウトです。左側のページには重要事項が文章としてまとまっていて、覚えるべき基礎的な語句は空欄になっています。そして、右側のページが1問1答形式の問題集になっているので、左側で覚えた知識を問題演習という形で再整理できるのが特長です。世界史の用語集で一通りの知識を覚えても、問題形式でアウトプットする練習が不足しているとなかなか点数につながりません。そのため、『ツインズマスター』の右側ページの1問1答で練習することで、実践的な力が身につけられるようにしましょう。中堅大学レベルの入試問題であれば、過去問演習の前にこの1冊を使ってインプットとアウトプットを済ませることをおすすめします。

まとめ

今回は、世界史の基礎知識を整理するためのおすすめ教材を4冊ご紹介しました。4冊のうち、難関大学を目指す方は『ナビゲーター世界史』や『詳説世界史ノート』などで用語をしっかりカバーするようにしましょう。標準レベルの世界史の知識が必要な人は、『スピードマスター』または『ツインズマスター』のいずれかをしっかり仕上げてください。参考書ごとに、インプット中心のものから、アウトプットまで含めて練習できるものまで様々ですので、自分の今のレベルや目的に合わせて適切な参考書を選ぶことをおすすめします。ぜひ、今回紹介した教材の特長を参考にしてみてください。

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